おまめの戯言

関西で社畜の日々を送る25歳干物女です。麻雀のことや仕事のことを呟きます。初心者ということを念頭にご覧ください

思考ネタ大掃除

12月29日夜23時。おまめは暇だった。眠くならない薬を飲んだため少なくとも1時間は眠れぬ。仕方なく、半年で貯めたネタ帳を少しずつ「大掃除」してみようと思う。

 

 

⓪:一行のメモが、一生を変える。

仕事のため「〇モの魔力」を読む機会があった。なるほどなるほど。

本を読んだとき、得られる内容は3つあれば十分、という話があったが私がこの本を読んで得た知見は「メモを取る」であった。

 

私はワーキングメモリが少ないため、つい先ほどまでのことをすぐに忘れる。不注意型ADHDなので「自分の行動」に意識が行っていないのである。思考も同じ。思ったことはすぐに忘れてしまう。Webサイトなどはブックマークすることで知見を溜めていたが、思考に対しては行っていなかった。

 

メモに「心をブックマークする」のである。メモ帳に文章をつらつら書く必要はない。飽きる。脳がメモを見て「あ、こんなこと考えてたな」と引っ張ることが出来ればOK。脳内に付せんを張るようなものだ。

 

結論から言うと、滅茶苦茶面白かった。後でメモを見返して、自分ってこんな面白かったのかよ…もっと早く言えよ…と少し自分のことを好きになれたのも大きかった。

 

著書のメモ術は「具体」「抽象」「転用」に分けることで、知的生産を生み出すことができるという内容で、綺麗に整理されているのだが、おまめは整理が大の苦手である。なので、とにかく書く。不器用に書いてみたので、一部だけ紹介しようと思う。


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疲れてくると雑になる。以下、メモからピックアップしてみたので、暇な方はぜひ。

 

①:世の中で必要なのは「こだわり」である。

世の中で必要なのは偏愛。私が参考サイトを集めるときも「このサイト好きだなー」という偏愛で集めている。思い返せば上司も偏愛人ばかりだ。パンダコパンダについてアツく語り、コピーライターの違いや表現技法についてアツく語るうちの上司は38歳のアラフォーだが、好奇心は15歳の少年から変わっていないだろう。

 

これが仕事にも生きてくる。仕事で自分のしたいことを実現できる力があるのだ。

例えば上司はノベルティの特性に応じた展開キャッチコピーを提案し、無事実現にこぎつけた。「こだわり」は人を動かす原動力になる。

 

裏を返せば、普段から自分の「こだわり」はどこか、「やりたいこと」は何か。常に考えておくことが大切だ。しんどいまま仕事を続けていると、自分はどこに行けばいいのか、目的地が定まらなくなって潰れてしまう。

 

ちなみに、私の好きなことは「論理的な企画を作ること」だ。ターゲット層が何を考えて購買するのか、どういう所で喜んでくれるのか。分析したうえで、その人たちが喜ぶような企画を作る。だから企画職に身を置いている。苦手なスケジュール管理より、企画の方がやっぱりクライアントも喜んでくれるし、信頼してくれる。

 

自分の好きなことはとことん突き詰められる。それは傍から見たら「変人」と思われるぐらい奥の奥かもしれない。だからこそ、薄っぺらくない、本人にしか生み出せない「こだわり」が生まれる。そして人は「こだわり」に心を突き動かされる。偽物じゃない、本物を愛するのだ。

 

 「やらされ仕事」が嫌いなのは、モチベーションもそうだが、何より偽物しか生まれない。クオリティーも上がらない。誰も得しないからこそ、好きなものを仕事にしたいのである。

 

 

②:言語化できる奴が社会を支配する。

インスタや動画コンテンツの増加など「見る」ことに特化しつつある現代社会だが、だからこそ「ことば」の価値が上がっている。最近ホリエモンや西野だが「意識高い系」に持ち上げられている。例えばこんなやつ。この動画を見て、どう思うだろう?

www.youtube.com

 

人は「ことばにできないモヤモヤ」を常に抱えている。それが言語化されたとき、「こういうことか!」という気付きを得る。そして、自分が言語化できなかった気持ちを代弁してくれる人という認識を抱く。

 

小説で一番売れているのは太宰治の「人間失格」だ。「人間失格」がベストセラーなのは、人が誰しもが持つ言語化できない苦しみや気持ちを言語化しているからだと私は思っている。ホリエモンや西野と原理は同じなのだ。

 

結局のところいつの時代もことばが最強なのだ。最近は「見る」コンテンツが増えてきているのもあり、より一層加速しているように見受けられる。ことばを信じすぎることは危険だと私は思うが、どうなのだろうか。モニョモニョ。

 

言語化できない人は、自分のもやもやを言語化できる人を尊敬する。多井隆晴プロが麻雀界のトップにいる理由は「言語化すること」が超一流だからだ。「多井熱」も自分の言語化能力をフル活用しているなあ、と読みながら思うのであった。

 

ちなみに多井さんは「転用」が上手である。例えば石井一馬プロが対局室に彼女を連れていることに対して、もっと彼女をつかったコンテンツを生み出すべきだと話しているのも面白い。彼女を企画に入れることで、麻雀番組を面白くしようという魂胆だ。こういった俯瞰的な視点と言語化は、私も好きなので見ていて楽しい。

 

でも服はオフホワイトから卒業した方がいいと、おまめは思うのだった。

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と、こんな感じ。うーん、書ききれない。ちなみに付箋に書いてある言葉は下記4枚。

 

「ことばにできる人が最強」

「一行のメモが、一生を変える。」

人間失格が売れるのは人のエゴや自己を文章化しているから」

「世の中で必要なのは偏愛」

ブックマークで、内容は今思い出しながら書いてみた。中々楽しいので、暇になったらまた書こうと思う。おやすみー。

 

 

 

おまけ:ホリエモンの動画見てのおまめのひねくれた意見

「  私は「当たり前のことだろ」と思った。人口が減少傾向にある世の中だから、労働者の方が立場が上になりつつある。休日もしんどい、平日もしんどい。手取り14万で、生活も苦しく、貯金は溜まらぬ。そんな人生を選ぶなら、自分の手で掴み取れ。情報化社会で、他人が出来ない「有難いこと」がなんでも仕事になる時代だ。言い換えれば、自分の好きなことをなんでも仕事にできる時代だ。